抱え込まないことが大事

抱え込みやすい人の特徴とは?

主婦で、しかもアルバイトやパートで働いている女性の中には、家事も子育ても仕事もすべて抱え込んでしまうタイプが多いものです。
全部自分1人でやろうとして無理をして、そのまま体調を崩してしまうこともあるのが、物事を抱え込みやすい人の特徴です。
体力的にきついだけではなくて、ストレスで病気になってしまうケースも多いので注意が必要です。

仕事や家事を全部一人で抱え込んでしまう人の中には、周囲とのコミュニケーションが不足しているケースが多くあります。
「誰も頼りになる人がいない」「頼ってもムダ」と思い込んでいる人は、一度、本当にそうなのかよく考えてみる必要があります。
「自分さえ我慢すればいいから」と思い込まずに、ストレスを溜めない方法をよく考えてみましょう。

完璧主義で努力家の女性は「自分一人で全部やれる」とがんばりすぎてしまいがちなものですが、一人でやれることには限りがあります。
周りと同じくらいできて当たり前と思い込んでいる人は、とにかく肩の力を抜くことが大切です。

人に頼る気持ちが大事

コミュニケーションが上手くできず孤立している人は、仕事や家事をすべて抱え込んでしまうわけですから、状況を改善するためにはまず人に頼る気持ちを持つことが大切です。
日頃から隣近所の人と親しくして、子供がいてしかも自分が働いていることなどを簡単に説明しておくのもいいアイディアです。
家族にも自分の大変な状況をよく説明し、できるだけ協力してもらうようにしましょう。

こうしないと、いずれは身体を壊すだけではなく、家族との関係が悪化することも考えられます。
子どもはお母さんの気分に敏感ですから、お母さんがイライラしていると、子どもにまでストレスを与えてしまうことになります。

気分転換も大切

仕事と家事の両立が大変なことを家族に説明すれば、例えば夕食は出来合いのものを買ってくるとか、出前を取るなどといった工夫に家族も賛同してくれるかもしれません。
夕食を1日作らないだけでも、気分転換になり疲れが回復することが多いものです。
また、例えば家事の一部を夫に分担してもらうことでも、体も心も非常に楽になることがあります。
残業で帰宅が遅くなる時は洗濯機をかけるのを夫にやってもらうといったルールを決めておけば、気分的に楽ですし、体力的にもかなり助かります。

また、子供の習い事の送り迎えの際にはママ友と一緒にお茶を飲むといったちょっとした気分転換をすることで、心も体もリフレッシュされることがあります。
「土曜日の夜は読書の時間」と決めて食事の後片付けは早めに済ませ、この日は洗濯機をかけないといった「休む決まり」を作るのを、ぜひ一度やってみることをおすすめします。