育児も仕事もちゃんとしたい!折り合いの付け方とは

今大事なことは何かを考えてみよう

仕事と子育てをきっちり両立させたいが、仕事をしながら家のことや子どもの世話ができるだろうかとか、子どもの急病などで仕事仲間に迷惑をかけることになるかもしれない、申し訳ないなと不安を感じている人は多いです。
子育てしながら家事も仕事もきちんとこなしていくには、どうすれば良いのでしょう。
母親だから子育てはしっかりやらなきゃ、とか母親なのだから家事はできて当たり前というような、母親だから○○すべきというのは無理なことです。
このような考え方は今すぐ捨てて、今何が一番大切なのかを考えてみてください。

子育ては本当に大変です。
子どもが2人、3人となれば、とうてい母親だけでは難しいことがあります。
今までは女性が「子育て中」の看板の掛けてきました。
しかし今は男性も、「仕事中」から「子育て中」の看板を掛け替えてもらう時代にきています。
子どもが小さい間は父親も母親も育児中心に意識を変え、周りの人にもそれを伝えることが大切です。

育児に関われる期間はほんの数年だけです。
今しかできないことをしっかりやるようにしてはいかがでしょう。
「しばらくは子育て中心に考えます。ですから残業はできません」などと同僚に伝えるようにし、仕事の質を考えたりして工夫し、パートナーと力を合わせていくようにするのです。

甘えることはダメなことなのか?

仕事、家事、育児、これらをすべて一人でやろうというのは無理な話です。
育児を中心の生活にすると決めたのであれば、仕事と家事は育児の次になるので完璧にはできません。
しかし、仕事なら仕事場に仲間がたくさんいます。
育児は代わりにやってもらうことはできませんが、仕事なら代わりにやってもらうことはできます。

周りの人に迷惑をかけたくないとか、甘えたくないという気持ちも良くわかります。
甘えることに慣れていないという人も多くいますが、甘えることは大人になることだという人もいます。
全て自分でやると抱えてしまうのは、体はとても大変でキツいものですが、気持ちは楽だと感じることはないでしょうか。

誰かに甘えてお願いするというのは、相手に感謝することが欠かせません。
また、助けて欲しいと自分の弱いところを見せることにもなります。
素直に「お言葉に甘えさせていただきます」と言える方が、これは自分の仕事なので甘えない方が良いのはわかっている、けれどそれでも助けて欲しいという、しっかりした考えを持つ大人であると言えるでしょう。

人に甘えることは悪いことではありません。
他の人にお願いできるものは極力お願いし、その分育児、家事をしっかりする方が心も体も元気でいられます。
そして誰かに甘えてお願いした場合は、感謝の気持ちをしっかり相手に伝えましょう。