子供が言うことを聞かない
仕事をして疲れて帰ってきてからの育児は心に余裕がなくなることもあります。
そのような時に子供が言うことを聞かないとどうしてもイライラしてしまうものです。
イライラしたままで子供に接していても子供との関係は良くならないですし、あまり良い気持ちで過ごせなくなってしまいます。
子供と過ごせる時間は限りがあるものです。
毎日できるだけ良い雰囲気で過ごしたいものですし、うまく過ごせるコツは知っておくとお互いが気持ちよく過ごしやすくなります。
そして何よりも子供が言うことが聞けない理由は知っておくべきです。
子供が言うことを聞かない際にはゆっくりと話をする
子供がやってはいけないことをした際、どうしても頭ごなしに怒ってしまいがちです。
しかし、子供は意外と怒られている理由がわからないことがあります。
怒っている理由がわからないと子供も同じことを繰り返しやすいですし、叱っている方もストレスになりやすいです。
そこで、まずは言うことを聞かないことに対して、なぜダメだと叱っているのかをゆっくりと説明していく必要があります。
子供の年齢が低いと話してもわからないと思われがちですが言葉を選んで伝えるようにすればきちんと伝わるものです。
なぜやってはいけないのか、ということをきちんと伝えると子供もその理由が理解でき同じことを繰り返さなくなります。
また、子供に説明をしても理解しない、同じことを繰り返すという場合には理由があるものです。
「なぜ同じことを繰り返すの?」「この前も約束したのになぜしたの?」と叱る前にきちんと理由を聞いてみるようにすると子供から理由を説明してくれることがあります。
ストレスを感じていたり、寂しいと思っていたり、ママにかまってほしいと思っていたりすることが原因の場合も少なくないです。
子供の行動をうまく工夫する
何でもダメだというのではなく、時にはある程度子供に考えさせて行動させることも必要です。
発達段階の中で、子供にとって遊びからたくさん学ぶことがあります。
そのため何でも制限するのではなくやってはいけないというのではなく子供たちに学ぶチャンスを作ることも有効です。
例えば、廊下を走ると危ないといっても子供は走ってしまうことがあります。
時には走って転ぶこともあり、転ぶことで子供は危ないということを理解することも少なくないです。
他にも子供が走らなくするために外で思いっきり走る時間を作ってみたり、他にお手伝いを頼んで走る時間を減らしたりといった工夫をすることも一つの方法です。
ダメと言われたらやりたくなるものですし、無理にやめさせるのも無理があります。
子どもは親の思い通りにはならないものですし、成長段階に応じて反抗期もあるものです。
そこで、子供の成長に応じてうまくほかのことをするよう促すことがとても効果的です。