ディーラー受付の仕事内容
大きなガラス張りのショールームに、ピカピカに磨かれた車が並べられ、その入口の受付にいるのがディーラー受付です。
きれいな制服をきた人がにっこりと微笑んでいるイメージがありますが、このイメージ通りと言えるでしょう。
ディーラー受付はお客様対応が中心で、来店されたお客様に用件を聞き、席に案内して飲み物を出したりします。
営業担当に引き継ぐまでが仕事になります。
来店者の案内だけでなく、電話応対やお客様情報、新車登録データ入力、車検の予約や備品の注文、お礼状の作成など、多岐に渡ります。
お客様がたくさん来られた時には事務作業が止まってしまうこともあるため、効率良く進めないといけません。
ディーラーのショールームでは、土日にイベントがよく開催されます。
この準備や対応も行うため、イベントがある土日は忙しくなります。
そして、こういったショールームでは、高級車を扱うことが多いため常に清潔感が求められます。
そのため、ショールームの清掃も仕事の一つになります。
この仕事の特徴は
お客様対応が中心の仕事なのですが、営業担当や車の整備士とお客様を繋ぐのが大切な役割でもあります。
営業や整備士に取り次ぐ際、用件を正確に伝えなければなりませんし、お客様をお待たせする間は飲み物を用意して待っていただくなど、臨機応変に対応することが大切です。
直接売上げに関わることはないのですが、あの時ご案内したお客様との商談がまとまり、納車日が決まったとなれば、喜びを感じることができるでしょう。
ある程度車の知識がある方がスムーズに仕事ができますので、車が好きであることや、コミュニケーション能力がある人、そして子ども好きである人はディーラー受付が向いているでしょう。
子ども好きであるという条件は、ショールームに家族連れで来られた方もゆっくり商談していただけるようキッズスペースを用意しており、そこで子どもの面倒を見ることがあるからです。
この仕事の勤務体系と時給について
ディーラー受付は、派遣社員や契約社員での求人募集が多くあります。
時給は地域によって差はありますが、だいたい1,500円～が多いです。
8時間勤務で月に22日出勤すると、264,000円になります。
ディーラーは土日が忙しいため、土日に休むことはできません。
しかし平日に2日休めますし、お盆や年末年始、ゴールデンウイークには長期休暇もあります。
また、未経験者歓迎としているところが多いので、受付の経験がなくても大丈夫です。
しっかりしたマニュアルが用意されていますし、複数人での勤務となるのでわからないことは尋ねれば教えてもらえます。
残業もほとんどありませんので、プライベートとの両立も可能です。