梅雨はリピーターを増やすチャンス
梅雨のシーズンは出かけたくない人が増えてしまう季節なので客足が遠のきがちな季節です。
そのため売り上げが落ちることを心配する人が多くいます。
しかし、実はつゆこそリピーターを増やすチャンスです。
悪天候の中でも食事に来てくれる人はもともとそのお店が好きな人だけではありません。
雨宿りに来たり偶然立ち寄ったりという人も多いです。
こういった悪天候でも足を運んでくれた人たちに対して「来てよかった」と思えるサービスをすればリピーターになることが期待できます。そのため梅雨はリピーターを増やすチャンスなのです。
そこで梅雨こそ顧客に対してどのようなサービスができるのかを考える必要があります。
まずは自分がうれしかったサービスを考えてみる
飲食店で働いている人も日常的に外出する中で外食をする機会があります。
その際、感動するサービスや気持ちのいい声掛けなど経験したことがあるものです。
そこでサービスをする際、まずは自分がされてうれしかったサービスを考えてみると参考になります。
逆にしてほしくないことを考えるのも参考になることがありますし、反面教師として生かせるので併せて考えてみましょう。
自分がされてうれしかったサービスを考えたら次にお店で取り入れられるかどうかを考えていきます。
中には業種が違ったりお店の規模が違ったりするとできないものもありますから無理にあれこれしようとせず、まずはできることから取り入れてみましょう。
雨の日のマニュアルを作成する
雨の日は普段とは様々なことが違います。
そこで雨の日用のマニュアルを作るというのも一つの方法です。
マニュアルと考えると難しい印象を受ける人もいますが、決して難しく考える必要はありません。
ただ、雨の日は地面が濡れやすいのでこまめに床を拭くようにすることや、室温に注意することなど気を付けるべきことが増えるのでそういったことを忘れないようにまとめておくのです。
それ以外にも雨の日の足元が悪い中来てくれたお客様に対しておすすめの声掛けをいくつか紹介しておくととても役立ちます。
たとえば「足元の悪い中ご来店ありがとうございます」とか体やカバンが濡れている場合には「タオルお使いになりますか?」といった声掛けができるととても好印象です。
お会計時にも「傘のお忘れ物はありませんか」とか「雨の中ご来店くださりありがとうございました」とか「雨が少し落ち着いたみたいですね」といった会話を盛り込むのもおすすめです。
他にも雨の日は髪の毛が気になりやすいですから多くの人が洗面所を利用します。
そのため普段以上に鏡の状態を確認したり洗面台に髪の毛が落ちていないかチェックしたりすることが望ましいです。
雨の日はいつも以上に洗面所が汚れやすいのでチェックする回数を増やしておくと清潔が保てます。